パソコンを使うデスクワークをしているのですが、目が疲れて目が疲れて仕事になりません。このまま視力がどんどん落ちて、仕事ができなくなってしまうんじゃないかと不安です。目が疲れなくなる方法はありますか?

働く30代、40代のプチ不調の改善法や、簡単に取り入れられるハッピーエイジングのための生活習慣を、予防医学のプロに伺います。第5回は眼精疲労について。デスクワークだけでなく、飛躍的に上がったスマホライフのせいで、いつも目が痛い、ショボショボする、夕方になるとピントが合わなくなってくる、という働く女子は多いです。

また、30代ではまぶたの下垂、40代に入ると老眼も視野にはいってきて……。“目の若さ”を維持する方法はあるのでしょうか。アメリカの最先端予防医療に詳しい虎の門中村康宏クリニックの院長、中村康宏さんに教えていただきます。

質問:「パソコンを使うデスクワークをしているのですが、目が疲れて目が疲れて仕事になりません。このまま視力がどんどん落ちて、仕事ができなくなってしまうんじゃないかと不安です。目が疲れなくなる方法はありますか?」(34歳・庶務)

目の疲れは病気が原因の可能性も

眼が乾く、疲れる、しょぼしょぼするという自覚症状は、眼表面が乾燥しやすい環境下、たとえばエアコン下の生活でおこりやすくなります。また、近年、コンタクトレンズを装用する人や、パソコンやスマホを操作する人が激増したこともあり、自覚症状のほかに、なんとなく見えづらい、モノがかすんで見えるといった視機能異常に関連する症状を訴える患者さんも多くなってきています。これらは目の老化を早める要因にもなるものです。しかし、緑内障、白内障、ドライアイなど、治療可能な病気が原因の目の疲れの可能性もあります。まずは病気の有無を確認しましょう。

目の疲れ眼精疲労の根本的な原因は?

では、日常生活で目が疲れる根本的な原因はなんでしょうか。それはズバリ「瞳孔の疲れ」と言えます。

瞳孔とは、黒目を構成する円形の構造物で、眼球の中央にある丸い穴のこと。ここは光が入口となり、目のピント調整機能を果たします。そのピント調節は、瞳孔に付着する筋肉が行なっています。

パソコンやスマホ作業など、長時間同じ場所を見つめていると、瞳孔の筋肉は緊張し続けた状態となり、肩こりと同じように瞳孔の筋肉が疲れてしまいます。これが目の疲れの原因です。さらに、眼表面の乾燥が加わって、上記症状を増悪させるとされています。これをVDT症候群といい、目の疲れのほか、頸肩腕症候群、精神的ストレスなどが現れる場合もあります。

VDT症候群予防の基本

VDT症候群を予防するために、まずは作業環境を整えましょう。室内は著しい明暗の対照がないようにし、反射防止、写り込み防止ディスプレイを使うようにしましょう。

作業時間にも注意が必要です。パソコンやスマホの連続作業時間が1時間を超えないようにしましょう。そして、連続作業と連続作業の間には、1~2回程度、10~15分の休止時間を作りましょう。

作業姿勢にもこだわってください。まず、椅子に深く腰をかけてしっかり背もたれに当て、履き物の足裏全体が床に接した姿勢にします。そして、パソコンのモニターやスマホ画面から40cm以上の視距離が確保できるようにします。ディスプレイは、その画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さに設定するといいでしょう。

また、ホットアイマスクや濡れタオルなど目の周囲を温めたり冷やしたりすることで血行がよくなり、目の疲れがやわらぎます。

 

東洋医学的:目の疲れにいいマッサージ

目の疲労には、目の周辺・後頭部のマッサージも有効です。東洋医学でいう目のツボは、目の周辺はもちろん後頭部にもあります。これらは、目の周りや頭の筋肉の付着部であり、かつトリガーポイントでもあります。やり方を紹介しましょう。

(1)眉毛の内側から眉毛の下の骨に沿って外側へ向かって押していきます。

(2)目の外側にあるこめかみをマッサージします。

(3)最後に後頭部を指先で軽く叩いていきます。

それぞれ、気持ちいいくらいの強さで、ほんの数分続けてみるといいでしょう。簡単なマッサージなので、日々の習慣にしてみてください。

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