医療者も衝撃!新たに登場したある海外医療保険のインパクト【予防医療の最前線】

今支払っている医療費が半分以下になって、質の高い医療を受けられるオプションがあるとしたら、皆さんはどうしますか?
*この記事は2018年4月24日サライ.jp掲載記事「いま注目の「医療者も衝撃!新たに登場したある海外医療保険のインパクト【予防医療の最前線】」より転載したものを元に加筆・修正したものです。

連日、医療費の財源問題が紙面に取り上げられています。今ある財源の中で国民皆保険制度を維持するためにどう対処するか、というのが国を挙げての課題です。しかし、もし、今支払っている医療費が半分以下になって、質の高い医療を受けられるオプションがあるとしたら、皆さんはどうしますか?

日本の社会保障制度が直面する大問題
日本では、医療や年金・介護などの財源となる「社会保障制度」は基本的に賦課方式(ふかほうしき)を採用しています。これは、いま現役の人が払い込んだお金を、現在の医療に支給する仕組みです。

そのため、少子高齢化による人口構造の変化に伴い、この制度を維持できるだけの社会保障費の確保が難しくなっていきます。

厚生労働省の推計によると、年金を含む社会保障給付費総額(自己負担は除く)は、2025年に150兆円に迫る見通しで、社会保障制度を維持していくには、給付と負担のバランスの見直しが喫緊の課題となっています。

日本の公的医療保険の仕組み
日本は1961年に国民皆保険を導入し、以後、すべての国民が公的な医療保険に加入することが義務付けられています。この医療保険のおかげで、医療機関で診察や治療を受けても医療費の全額を払うのではなく、医療費の自己負担割合は1~3割となっています。

その他、月に約10万円を超える医療支出があった場合、それ以上は全額保険がカバーしてくれるという高額療養費制度や、出産育児一時金などの恩恵を受けています。

この保険料は、社会保険料と税金によって賄われています。これらは累進課税といって年収が高くなるにつれ納税額・保険料が上がります。高額所得者(おそらく年収1000万円以上)は100万円以上の社会保険料を収めていますし、納税額も考慮すると、かなりの額が医療保険に回っていることになります。

公的保険が適用される医療費はそれぞれの医療行為について、厚生労働省が価格(診療報酬)を決めており、全国どこの医療機関で診察や治療を受けても同じ価格なのです。この公定価格を2年に1度見直し、実需に応じた予算配分が試みられています。

しかし、現実はうまくいっていません。高齢化社会を迎え医療費の上昇に歯止めがかからず、さらに医療技術の進歩で医療行為の単価が上昇しており、1人当たりの医療費が増加し続けているのです。

海外の医療保険に見られるディダクタブルとは
海外に眼を向けると、アメリカなどの医療保険は、自分の持病、ライフスタイルによって保険の種類が選べるのが特徴です。そして同じ保険でも異なる「Deductible(ディダクタブル)」というものが設定されており、それによって保険加入の値段が変わります。

ディダクタブルとは、保険会社が被保険者に医療費を支払い始める前に、被保険者がまず支払わなければならない額をさします。言葉で伝えようとするとややこしいので、車の車両保険の「免責額」をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

車の保険をかける時、免責額0円の車両保険にすると保険料が跳ね上がりますね。そこで、車を修理したい時「5万円を支払う」とすれば保険料がリーズナブルになります(つまり、免責額を5万円にするということ)。

もし擦り傷ができて、それを直すのに2万円しかかからないのであれば、保険に頼らず自分で直した方が安いですね。一方、窓が割れました、という場合、修理に50万円くらいかかります。その場合5万円払うことで、残り全額保険会社が補償してくれるのでお得です。このように、加入時に選択肢があり、実際補償を受ける時も選ぶことができるのが特徴です。

この「補償を受ける前に5万円を支払う」という「免責額」に当たるのが「ディダクタブル」です。一年に一回も病院にかかりません、という人は、例えばディダクダブルを20万円に設定しておくと保険料が半分以下になります。一方、体調に不安がある、追加で払いたくない、という人はディダクタブルを低く設定(0円も可)することができます。すると、風邪薬をもらうだけでも気軽に病院にかかることができます。

このように海外の保険には「選択肢」があり「自由」があります。

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